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宝石の名前

宝石の種類

 

宝石は大きく2つに分けると鉱物で出来ているグループと、生物起源のグループに分けることが出来ます。

 

主要は宝石は鉱物で出来ています。

 

鉱物名と宝石名

 

鉱物は化学組成と内部構造が共通する物を同じ鉱物として鉱物名を与えられます。

 

同種の鉱物であれば化学的性質や光学的な性質などの物理的な性質も共通しています。

 

しかし、同一の鉱物でも色や希少性が異なる場合などは、色や光学的特性に基づいて宝石名が与えられます。

 

これは鉱物名では無く変種名(variety name)と言う物です。

 

酸化アルミニウムを主成分とする三方晶系の鉱物はコランダムという鉱物名ですが、赤色のコランダムをルビーと言い、その他の色の物をサファイアと呼びます。

 

ベリル(緑柱石)の場合はさえた緑色だとエメラルド、明るい海水のような青色の場合はアクアマリンと言います。赤い場合はレッド・ベリルです。

 

色による名前の違い

 

同じ宝石でもいろいろな色がある場合もあります。その場合は色ごとに名前が違うカラーバリエーションネームが与えられます。

 

トルマリンの場合は、赤(ルベライト)、白、無色(アクロライト)、青紫色、赤紫色(シベライト)、オレンジ、黄色、金、緑、青(インディゴライト)となります。

 

こうした呼び方は紛らわしいので推奨されていません。

 

宝石の名前の由来

 

宝石の名前の由来にはギリシャ語やラテン語に基づく物が多いです。

 

ギリシャ語由来の宝石で有名な物はアメシスト(酔わせないを意味するamethustos)、コーラル(根を意味するKoraillon)、オニキス(指の爪)があります。

 

ラテン語由来の宝石で有名な物はルビー(赤を意味するrubeus)、サファイア(青を意味するsapphirus)があります。

 

その他に外観の特徴から名前が付けられた物もあります。

 

ムーンストーンは月光のような青白い効果であるシラー(schiller)から、ブラッドストーンは緑色に赤い斑点があるのが血の色にいていることから来ています。

 

宝石名の最後にラテン語の接尾語であるite(アイトを付ける場合が多くなってきました。

 

タンザナイト(天然ゾイザイト)、ツァボライト(グリーン・グロッシュラー・ガーネット)は発見された地名+ite、クンツァイトはアメリカの鉱物学者でティファニーの副社長であるジョージ・フレデリック・クンツ博士から来ています。

 

ロードライト・ガーネットはローズレッドの色から名付けられました。

 

トパーズは名前の由来がはっきり分かっていません。日本語では黄玉と呼ばれていますが、黄色とは限りません。

 

フォルスネーム(falsename)

 

宝石は正しい名前では無く、俗称で呼ばれることもあります。

 

知名度の低い天然石の場合は正式名称よりフォルスネームを使用することが多いようです。

 

フォルスネームとは偽の名前のことで宝石のイメージをアップさせたり、価格をつり上げたりするのに李利用されていることが海外を中心にあります。

 

原産地や加工地の名前を前に付けて、〜・ダイヤモンド、〜ルビー、〜ジェイド、〜トパーズなどのような名前を付けられます。

 

しかし、実態は全く違う宝石で評価に大きな違いがあるので、問題になります。

 

フォルスネームが使用されている宝石は価値が低い物が多いのですが、必ずしもそうではありません。

 

例えばレッド・スピネルは美しい赤色で希少価値も高いのですが、バラス・ルビーというフォルスネームが使われたためにルビーの偽物という評価がついてしまい、その価値が不当におとしめられてきました。

 

コマーシャルネーム(commercial name)

 

人造石などの天然石では無い宝石の場合はコマーシャルネーム(商標)が付けられていかにも天然石であるかのような印象があります。

 

無色透明であるキュービック・ジルコニアやYAG、GGGなどはダイヤモンドを思わせるコマーシャルネームを付けられることが多いです。

 

フォルスネームやコマーシャルネームの使用は宝石の評価を混乱させるので好ましい物ではありません。正しい宝石名を確認するようにしましょう。


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