ダイヤモンドの採掘方法(二次鉱床)

砂鉱床採鉱(Alluvial mining)

 

堆積した砂から採鉱する方法で、二次鉱床から採鉱されます。

 

最も産出量が多いのは南アフリカのオレンジ川流域です。

 

まず鉱床から土砂を大量にすくい上げてます、その次にダイヤモンド原石を得るために大量の土砂を取り除きます。

 

土砂を取り除くためには手作業か機械の補助を利用して洗浄されます。洗浄はバラバラに崩された土と関係ない石を排除するために行われます。

 

原石を探し出すために洗浄作業は根気よく時間をかけて行われます。

 

二次鉱床における採掘は非常に根気のいる作業であって採掘した土砂の中からほとんど原石が出てこない日もあります。

 

そのため河川のどこに鉱床があるかを突き止める探鉱作業が非常に重要になります。

 

その方法は古代の河川の跡を分析したり、小さな川を測量調査したりします。

 

また何か1つ宝石の原石が見つかったら他の原石が見つかる可能性があります。最初に見つかった宝石をトレーサー宝石と呼び、他の宝石を見つけるために利用されます。

 

河川からの採鉱

 

水の流れをせき止めて、川床にある密度の低い粘土や砂の中に残った原石を含む砂利をかき混ぜて原石のみを抜き出して選り分けます。

 

最も原始的な採鉱方法はパンニングと呼ばれる方法です。

 

この方法は側面に一定間隔でくぼみの入ったパンニング皿またはバケツを用いて砂の中からすくい出す方法です。この方法はダイヤモンドの他に砂金採取の時に良く使われます。

 

最近では大型土木作業機械によって、一度に大量の土砂をすくい出す方法が発展してきました。

 

また滞積した原石を真空吸引器で吸引しながら採掘されることもあります。

 

河川の底の泥をすくう作業のことを浚渫(しゅんせつ)と呼ばれます。そのための浚渫船が使用されることもあります。

 

地中からの採鉱

 

地面の中にある堆積岩鉱床まで、垂直抗やトンネルを掘って採鉱されることもあります。

 

あくまで二次鉱床が地面に埋まっている物でキンバーライトを採鉱する一次鉱床とは異なります。

 

海洋からの採鉱

 

海洋鉱床にある原石を採鉱する方法は掘削船を利用する方法と、半潜水型海洋掘削装置を利用する方法があります。

 

掘削船(Drillship)とは掘削設備を備えた船で、高い櫓を持ち、ドリルを海底に下ろして掘削します。

 

深海の海底で掘削する場所を探索するのは困難なので、潜水調査船を使用するなどしてこと前に調査します。

 

またドリルの歯は回転の摩擦でぼろぼろになってしまうので連続で使用できません。

 

デ・ビアス社が南アフリカの海洋掘削で使用している掘削船はピース イン アフリカ と言います。

 

半潜水型海洋掘削装置(Semi-Submersible)とは構造物をトラス構造(三角形を基本単位とした構造形)またはラーメン構造(四角形を基本単位とした構造)にしてその下半分が海水に沈んでいる状態の半潜水式の構造物です。

 

この装置は船などに比べると、潮流や波による上下左右の揺れが少ないため、悪天候などで荒れた海でも安定した状態を保つことが出来ます。

 

地域ことの特徴

 

シベリアなどの極寒後では、鉱床が凍り付いているので溶かさなければなりません。そのためにジェットエンジンを噴射することによって凍土を溶かしています。

 

南アフリカの大西洋沿岸では満潮時と干潮時の差が大きく、満潮時は鉱床が海面より20メールしたになってしまいます。

 

二次鉱床から取れる原石の特徴

 

砂鉱床から取れる原石は河原の石と同様に丸みを帯びている物が多いですが、今までの風化の過程でキズがついていたり、割れてたりしていて品質の低い物は淘汰されているので宝石として使える原石の割合が高いです。

 

良質な宝石として使える原石の割合は一次鉱床よりも多いくらいです。

 


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