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ホモ・ルーデンス説

オランダのフローニンゲン出身の歴史学者ヨハン・ホイジンガはその著書「ホモ・ルーデンス」において遊びこそが人間の本質で、文化の発展の基礎になったと主張しました。

 

ホイジンガはサンスクリット文献を研究した後、インド史など歴史研究を行った人です。

 

彼が遊びを研究しようとしたのは、遊びと真面目の区別があいまいなキリスト教文化圏に住んでいたと言う背景があります。

 

人間のことをホモ・〜と言う場合があります。

 

ホモ・サピエンス(知恵ある人)。

 

ホモ・ファーベル(作る人)。

 

ホモ・ルーデンス(遊ぶ人)。

 

ホイジンガが主張したのがそのうちのホモ・ルーデンス(遊ぶ人)です。

 

特に動物でも物を作ることがあるのでホモ・ファーベル(作る人)は人間を表すことばとしてふさわしくなくホモ・ルーデンス(遊ぶ人)こそ人間を表すことばとしてふさわしいと主張しています。

 

ホインジカによれば遊びは文化より古いと言う前提です。つまりホモ・ルーデンス(遊ぶ人)はホモ・ファーベル(作る人)より古いと言う説です。

 

つまり文化は遊びの中から生まれるのです。そして、文化は遊ばれてこそ価値を持つのです。

 

戦争、企業活動、議論などあらゆる人間の活動に遊びのようなルールがあるゲーム的な物だと言う意見で、つまり「人とは遊ぶ存在」と言う訳です。

 

遊びは生活を維持するだけで無く、生活そのものに意味を与えるものだと言う主張です。

 

もちろんジュエリーも文化の一部です。

 

ではなぜホイジンガはこのような前提を唱えたのでしょうか。

 

それは遊びのおもしろさがどこにあるのか特定するためだったと考えられます。

 

また遊びとは自由な行動である、という点も重要です。ジュエリー(宝飾品)を購入するのは自分の自由意思であって、誰かに強制されて買う物ではありません。

 

自分の意思できらきら輝く物(宝飾品)を身に付けて自分のからだをきれいに飾りたいというのが面白いのです。

 

人間は例え実用性が無いものでも、美しい物を見つけたならつい身に付けたくなってしまいます。

 

縄文時代の人々が土器に特に実用性の無い模様を付けたもホモ・ルーデンス説の一種であると考えられます。

 

他にも人間は自分が作った物に実用性の無い飾りを付けることをよく行っています。

 

飾りが有ると見た目が美しくなったり、気分が良くなったりして楽しくなるからです。

 

ジュエリー(宝飾品)がその典型例で有り、身近にある物を使って遊び半分に自分のみを飾ったことがジュエリーの起源となったと言う説です。

 

 

ジュエリーの起源

 

呪術起源説

 

ホモ・ルーデンス説

 

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自己同化説


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