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良いルビーの条件

ルビーの性質

 

色合い

 

ルビーの色は何種類かありますがそれぞれ評価が違います。

 

@ピジョンブラッド(鳩の血色)

 

ピジョンブラッドはルビーの中で最高級の色です。

 

ミャンマーのモゴク地方で産出されるやや濃い赤のルビーで内側から妖輝な光を出す色合いで、黒味の原因の原因である鉄・チタンが少ないのが特徴です。

 

ピジョンブラッドと呼ばれるのはモゴク産のみで他の地域の物はどんなに鮮やかな赤でもピジョンブラッドとは呼ばれません。

 

Aビーフブラッド(牛の血)

 

タイ王国産の中では最高級の色で、ルビー全体ではピジョンブラッドの次に良い色です。

 

色ムラは無いですが透明度が落ち、やや黒味を帯び暗い色合いの色です。紫外線に対してはあまり発光しません。

 

Bチェリー・ブラッド(サクランボ色)

 

淡い赤色をしたスリランカ産のルビーです。他のチェリーピンクの物より薄い赤色の物が高品質です。

 

女性に向いていると言われています。

 

Cダークレッド(黒味がかかった赤)

 

黒いガーネットのような色で評価はあまり高くありません。

 

産地

 

ルビーは産地が重要です。

 

@ミャンマー産

 

ミャンマーからは最高級のピジョンブラッドと次のレベルのビーフ・ブラッドが産出されます。

 

柔らかな大理石の空隙の中で結晶が成長することが出来たので、他の地域産の物より優れたルビーが産出される理由です。

 

ミャンマー政府が鉱山を国有化したのと、政治が不安定なため希少価値が高まっています。

 

Aタイ王国産

 

タイではルビーの中で2番目のレベルのビーフ・ブラッドが産出されます。

 

ミャンマー産に比べて鉄分が多いため紫が入っているため若干サファイアの色が出ているようです。

 

蛍光性が弱いため、白熱灯の下では美しい赤色に見えますが、それ以外の場所ではダークレッドに見えてしまうこともあります。

 

タイで産出されるルビーの大半は黒味がかったビール・ブラッドで、価格はミャンマー産のピジョンブラッドのカラットあたりで半分ほどです。

 

ミャンマー産が激減したため最も重要なルビーの産地になりました。

 

Bスリランカ産

 

かつてはチェリーピンクの物が多く、ルビーとしての評価は低かったのですが、最近は加工技術の進歩によって色の濃い物も増えてきました。

 

ピンク色の強い物は鑑別の際にピンクサファイアやバイオレットサファイアにされてしまうこともあります。

 

蛍光性が強く太陽光・人工照明の両方で美しく見えます。

 

Cベトナム産

 

ベトナム全土に豊富なルビーやサファイアの鉱床があることが判明しましたが、産出されるルビーのほとんどは置物彫刻用であり宝石として使える物は一割程度に過ぎません。

 

全体的に内包物(インクルージョン)が多く、もやがかかった様にすっきりしない物が多いです。

 

クロムの含有量が少ない物が多いので、ルビーと言うよりピンクサファイアに分類されることが多いです。

 

Dマダガスカル産

 

2000年の末にマダガスカルで宝石ラッシュがあり、ルビーの産出が始まりました。

 

最初は黒味がかった物が多かったのですが、透明度の高い高級品も出始めてきたのでミャンマー産が激減したことも有り、今後最も有力な産地なると予想されていました。

 

しかし、マダガスカル産のコランダムを表面拡散処理をしてパパラチアサファイアに見せかけていたことが発覚したため品質の割には需要が低いです。

 

キズ、内包物(インクルージョン)

 

キズや内包物が少なく透明に近い物ほど価値が高いです。

 

内包物は肉眼で見えない程度なら問題はありません。

 

輝き

 

強く光り輝く物ほど価値が高いです。人工的に光を当てなくても内側から輝く物が良いです。

 

大きさ

 

ルビーは大きいのもはほとんど産出されず、1ct以上の物はダイヤモンド以上に希少価値が高いです。

 

無処理のピジョンブラッドの1ct以上のルビーが産出されるのは宝石原石1億個の内の1個位の確率です。


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