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良いサファイアの条件

サファイアの性質

 

色合い

 

@ヴェルヴェティブルー

 

ビロードのブルーに似てわずかに紫が含まれた色です。

 

欧米ではベルベティブルーと呼ばれていますが、宝石業界ではコーンフラワーブルー(矢車草)と呼ばれています。

 

カシミール産に見られる色ですが、現在は幻の色と言われ宝石業者でも滅多に見る機会はありません。

 

最近はマダガスカルでも似た色が産出されていますがよく見ると違うので注意して下さい。

 

Aロイヤルブルー(鮮青色)

 

透明感のある上品な濃い青でミャンマー産に多く見られます。

 

ミャンマー産ルビーよりも産出量が少なく希少価値が高いです。

 

マダガスカル産にも見られます。

 

Bファインライトブルー(淡青色)

 

透明感が高くて強く輝く淡い青色です。

 

現在購入可能なブルーサファイアはこの色が多いです。

 

加熱処理で色合いを濃くしたスリランカ産によく見られます。

 

Cダークブルー

 

透明度が低い黒っぽい色で別名ミッドナイトブルーと呼ばれています。

 

オーストラリア産とタイ産の一部で見られます。

 

D色ムラ

 

サファイアは色が均一で無く色ムラがある場合もありますが、均一で透明な青色の方が評価が高いです。

 

Eリカット(宝石の再研磨)

 

長年の使用で光沢が無くなったり、色あせてしまったりした物を研磨し直して再び輝かせることをリカット(宝石の再研磨)と言いますが、サファイアに施すと色が薄くなる可能性がありますので注意して下さい。

 

産地

 

@カシミール産

 

ヒマラヤ山脈に近い4000メートル以上の高地カシミール地方で産出されるブルーサファイア

 

過酷な環境で採掘が困難なのとカシミール地方はインドとパキスタンが領土を巡って紛争中なため現在採掘はされていません。

 

そのため宝石業者でも滅多に見ることの出来ない幻のブルーサファイアです。

 

色はコーンフラワーブルー(矢車草)で、通常じゃ加熱処理されていません。

 

現在入手可能なのは1900年前後のアンティークジュエリーがほとんどです。

 

Aミャンマー産

 

ミャンマーのモゴク地方のロイヤルブルーのサファイアは現在では採掘量が少なくカシミール産と同様幻の宝石になり始めています。

 

内包物(インクルージョン)としてシルク・棒状結晶が見られることが多いです。

 

大半が加熱処理がされています。

 

Bスリランカ産

 

現在最も産出量の多いサファイアです。

 

最近はベージュの原石に加熱処理を施してブルーサファイアに加工していることが多いです。

 

ミャンマー産との違いは青みが薄いのと弱い光を当てても美しい青色に輝くことです。

 

Cマダガスカル産

 

カシミール産、ミャンマー産に似た物が産出し注目されています。

 

しかし、パパラチア問題でマダガスカル産のコランダムの信用が低下しています。

 

Dカンボジア産

 

カンボジアのパイリンは1960年頃までは世界の半分を占めていましたが現在は人気が低迷しています。

 

Eタイ産

 

カンチャナブリで産出される物は今まで人気が低かったですが、加工処理技術の進歩によってグレーの入ったブルーサファイアに進化し人気が高まっています。

 

Fオーストラリア産

 

ニューサウスウェールズ州のインベルで産出されますが、低価格のアクセサリー用です。

 

Gその他

 

米国のサンタモナ、タンザニア、ナイジェリアなど

 

キズ、内包物(インクルージョン)

 

内包物が多い物ありますが、それほど問題ではありません。

 

輝き

 

無処理のサファイアは内部から輝くので評価が高いです。

 

大きさ

 

最近は3ct以上の大きい物はあまり産出されなくなりました。

 

大きいサファイアはルビーよりも希少価値が高いです。


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