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ジュエリー業界の経済規模の推移

ジュエリー業界の最盛期

 

ジュエリー業界の最盛期は1980年代でした。

 

これは日本ばかりでは無く、世界のジュエリー産業のことです。

 

そしてジュエリー業界は矢野経済研究所によると1990年頃に3兆円の売り上げがあり、小売店は1万店舗ありました。

 

以下の売り上げの数値はすべて矢野経済研究所による推計です。

 

その時点ではジュエリー業界の売り上げは増え続けて5兆円規模になると予想されていました。

 

現在では信じられないかもしれませんが、当時のジュエリー業界は勢いが強く、宝飾品は作ればいくらでも売れた時代でした。

 

大不況に突入

 

しかし、そんな夢の様な時代は長く続きませんでした。

 

1991年、バブルが崩壊しジュエリー業界は未曾有の大不況となりました。ジュエリー業界全体で売り上げが下がり続け廃業する店舗が増えてきました。

 

2000年頃には1.5兆円と最盛期には3兆円あったジュエリー市場は半分にまで落ち込みました。

 

2008年9月15日リーマン・ブラザーズの倒産をきっかけにサブプライムローン問題が拡大して、世界恐慌の再来と言われたリーマン・ショックが発生し、ついに1兆円を下回り宝石店の廃業や倒産がさらに続きました。

 

さらに追い打ちをかける様に2011年3月11日に東日本大震災が発生した影響を受けて、ジュエリー業界の売り上げは8,945億円にまで落ち込みました。

 

業界規模の大規模縮小のためジュエリー業界の各企業は生き残ろうと必死に行動し始めました。

 

その結果メーカーや問屋が小売りに参入したり、小売りが製造を行う様になったりするなどジュエリー業界の今までの構造が変化してきました。

 

回復期に入る

 

その後状況がやや改善し2012年で9,110億円、2013年は9,617億円になり2014年は9,824億円と推計されています。

 

そして2015年には1兆円を回復すると見られています。

 

ジュエリー業界の売り上げが改善した理由としては東日本大震災の反動もありますが、富裕層の消費が回復してきていると言う理由もあります。

 

2011年より地金の価格が高騰しているので、宝石の付いていないネックレスチェーンやリングなどの宝飾品を資産目的や値上がり後の転売目的に購入する人が増えてきているようです。

 

また外国人観光客が日本に来てジュエリーを購入する機会が増えているのと、男性用ジュエリーの売り上げ増加もジュエリー売り上げ回復の理由です。

 

今後、ジュエリー業界は拡大傾向が続くという見方もありますが、消費税増税前の駆け込み需要似すぎないと言うこともありますので楽観は出来ません。


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