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宝飾品を買い取るときの手数料の正体

宝飾品(ジュエリー)の査定を依頼すると、業者によって買い取り価格の違いを知ることができます。

 

ただ、素人の方は査定を見ても買い取り価格の基準はわかりません。そのため複数業者に査定を依頼して価格を比較することしかできません。

 

特に査定の中で「手数料」という項目に疑問を抱く人は多いです。なぜ手数料が存在するのか素人の方には想像がつかないからです。

 

そこでこのページでは手数料について詳しく説明します。実は、手数料にはカラクリがあります。

 

手数料の正体

 

宝飾品買い取り査定の中で、手数料は最も分かりにくい項目です。それにもかかわらず手数料が買い取り価格の10%を上回ることもあります。そうすると買い取り価格が安く感じてしまいます。

 

では手数料の正体とは何なのでしょうか。手数料には査定にかかる手ものと買い取りそのものにかかるものがあります。査定手数料なら査定をしただけで料金を請求されますが、買い取り手数料なら査定だけでキャンセルなら無料になります。またキャンセルしたときのみ有料になるケースもあります。

 

実は、手数料とは広告宣伝費や会社経費、人件費などが含まれています。また査定に使用する道具の償却費なども含まれている諸経費のことです。

 

これは買い取り品の重さによって金額が変わることが多いですが、どの買い取り業者に査定依頼をしても上記の諸経費は必ずかかります。

 

しかし、最近は手数料を少額にしたり無料(0円)にしたりする業者が増えてきました。これはお客様にお得感を与えるために、諸経費を買い取り価格(グラム単価)からこと前に引いておくことで手数料を無料に見せているに過ぎません。手数料が無料になったとしても、買い取り金額は同じということです。

 

例えば「手数料が無料なので他社より高額買い取りが可能です」と主張する業者もいますが、買い取り価格は業者ごとに異なるので手数料が無料だから高額になるとは言えません。

 

大手業者の場合は人件費(こと務員、営業員)や広告宣伝費、会社運営費などが多くかかるので特に諸経費が必要になってきます。しかし、それをそのまま手数料として買い取り価格から引いてしまうと買い取り価格が安すぎると批判されています。そのため手数料をあらかじめ買い取り価格から引いておいて無料と表記します。

 

手数料を無料にするカラクリ

 

例えば手数料が20%だとした場合、200万円の宝飾品を買い取ってもらう場合、手数料が40万円引かれて160万になってしまいます。しかし、買い取り価格を最初から160万円にすれば手数料は無料と表記できます。素人のお客様は手数料が無料だとお得感を感じるため、このようなカラクリが隠されています。

 

手数料を無料に見せるには買い取り価格の単価(宝石、地金)を少しずつ下げるのが一般的です。地金(貴金属)は相場があるのであまり下げられないと思われがちですが、下げられていることはあります。まして宝石(特に色石)は価格の明確な基準が無いため下げられても判断がつきません。

 

ただ、諸経費は買い取り業者の運営に必ず必要なものなので、買い取り業者の利益に直結しているわけではありません。それを手数料として減らすか、買い取り価格を下げるかの違いに過ぎません。

 

手数料を分かりづらくしているのは、素人目線で見たときに「買い取り価格が安すぎる」という批判をなるべくなくすための企業努力だと言えるでしょう。

 

手数料を請求してくる業者の方が正直であるとも言えますが、中には最初に相場を上回る高額価格を提示しておいて、実際には手数料で大幅に安くしてしまう悪徳業者がいることもこと実です。

 

つまり手数料の有無だけでは悪徳業者かどうかの判断は難しいと言えます。

 

宝飾品を高く買い取ってもらうためには複数の業者に査定を依頼して比較検討するのが一番いいです。手数料が無料だからお得だと安易に決めないようにしましょう。


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