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カボションカット

カーブしたドームで構成されるカットで、表面の艶、石の色の美しさと量感を強調します。

 

カボションとはフランス語で「頭」を意味すると言う説と「爪」を意味すると言う説があります。宝石を丸い山型にカットして石そのものの光沢を生かしたカットです。

 

透明石はファセットカットを施し光の反射を強調することが多いですがですが半透明や不透明な宝石は内部からの輝きが期待できないので、光の反射では無く石そのもの光沢や模様を生かしたカボションカットが良く施されます。

 

カボションカットが透明石に対して施される場合はスター効果、キャッツアイ効果、遊色効果などの光彩効果を得るためとインクルージョン(内包物)など内部の欠点を目立たせず、色の美しさを生かすためです。

 

またカボションカットは表面の引っかき傷が目立ちにくいことから、砂塵によって傷がつきやすいモース硬度7以下の宝石に施されることが多いです。

 

ファセットカットにするとエッジが摩耗しやすい宝石も、強度的な理由でカボションカットにされることがあります。

 

一般的には長円形になります。球形よりは左右非対称に気づきにくいのと、長円形のドームが単純に美しいという理由です。

 

カボションカットにはいくつか種類があります。

 

シングル・カボションカット(Single Cabochon Cut)

 

表面のドームだけを研磨したカットで、底面は平らになります。

 

ダブル・カボションカット(Double Cabochon Cut)

 

表面と裏面を含めて両方のドームをカットする物で石の底が膨らんだ形になります。

 

ハイ・カボションカット(High Cabochon Cut)

 

ドームが高いカットです。

 

注意点は石留めが付けにくいのと、見た目の大きさはあまり変わらないのに重量が大きくなるので割高に成りやすいことです。

 

ロー・カボションカット(Row Cabochon Cut)

 

ドームが低いカットです。

 

ホロー・カボションカット(Hollow Cabochon Cut)

 

ひっくり返してみると、裏面が凹形になっているカットです。

 

色が濃い宝石を薄くして光の通りを良くして、きれいに見せかけたい場合に施されます。

 

宝石の歩留まり率が良くないので、安価な宝石に良く行われます。

 

カボションカットが施されることが多い宝石

 

翡翠、オパール、キャッツアイ、ターコイズ(トルコ石)、スタールビー、タイガーズアイ

 

サファイア、クリソベリルなど光彩効果が出やすい宝石

 

 

宝石のカット

 

宝石カットの基本

 

ファセットカット

 

ブリリアントカット

 

ラウンド・ブリリアントカット

 

ステップカット

 

ミクストカット

 

カボションカット


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