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ファセットカット

宝石の加工方法の1つで、基本的に透明度と光の屈折率が高い宝石に施されます。

 

透明石の他に透明なカラーストーンに施されます。

 

ファセット(facet)とは英語で小平面・切子面のことで、光の屈折と反射を重視したカットです。

 

ファセットカットには大きく分けてブリリアントカット(Brilliant cut)とステップカット(Stepcut)と2つを組み合わせたミクストカット(Mixedcut)があります。

 

ファセットカットの構造

 

宝石の表面にいくつもの小さな幾何学的な角度の違う切子面を持たせたカッティングを施すことによって、宝石の内部に入った光を何回か全反射させて光の屈折により内部から輝いているように見せます。

 

ファセット(切子面)をどのような形状や配置にするかは宝石の結晶構造・内部構造・物理的な性質などを考慮して決定されます。

 

ファセットカットの基本的な構造は上部のクラウン部に平らなテーブルを作り、下部のパビリオン部にとがったキューレットを作り、その間にガードルを配置します。

 

真上から見るとキューレットがテーブルの内側に見えるようになります。

 

そして、テーブル部を除くクラウン部と、キューレット以外のパビリオン部に多数のファセット(切子面)を配置します。

 

テーブル部から入った光はキューレットを中心とするパビリオン部で反射して、クラウン部にあるファセット(切子面)でさらに反射してパビリオン側のファセット(切子面)と反射を繰り返すことで内部から輝いているように見せることが出来ます。

 

ファセットカットの加工

 

ファセットカットは小さな面を合わせるのが難しいため、熟練が必要だと言われます。

 

面が会わないと線や点でも合わないため、根気と几帳面さが必要になります。

 

カットの方法はまずカットの方向とシェイプを決めます、次にドップと呼ばれる棒状の物に原石を貼り付けてに大まかな形に削ります。

 

大まかな形に削ることをプリフォームと言います。

 

その次にファセット面を付けていきます。原石を回転させながらファセット面を付けていきます。

 

最後は研磨用のパウダーやペーストを載せて仕上げを行います。

 

ルーペを使って仕上げ残しやキズが無いかを良く確認します。

 

問題が無いことを確認したら固定用のワックスを溶かして、ドップから取り外せば完成です。

 

ファセットカットの歴史

 

ファセットカットは最初は15世紀頃ダイヤモンドにテーブルカットが施されたのが最初で、その次に12面から24面の小面に磨くローズカットが出来て、17世紀末にブリリアントカットが考案されました。

 

 

宝石のカット

 

宝石カットの基本

 

ファセットカット

 

ブリリアントカット

 

ラウンド・ブリリアントカット

 

ステップカット

 

ミクストカット

 

カボションカット


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