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宝石の耐久性

宝石は日常生活で身に付けて楽しむ物なので、耐久性が求められます。

 

花などの植物はいずれ枯れてしまうので美しさは一時的な物です。特に桜の花は春の短い間だけ咲くからこそ美しいと言えるでしょう。

 

しかし、宝石の輝きは永続的に続く物です。むしろ長く続かなければなりません。

 

宝石は職人が一つ一つ手作りで作られるので大量生産には向きません。

 

普段身に付けている身に付けている宝石は簡単に代わりを用意することは出来ないのです。

 

その貴重な宝石が簡単な衝撃で割れたり、ちょっとしたことで傷ついたり、香水などの影響で変色したりしてしまったら困ります。

 

宝石に求められる耐久性は硬さばかりで無く、光・熱・薬品に対する抵抗力も重要な要素になります。

 

宝石の硬さ割れやすさにもいくつか種類があります。

 

@硬度

 

引っかき傷が出来やすいか、押し込みやすいか、摩耗しやすいか、という基準を硬度といいます。

 

叩いて壊れるかどうかではありません。

 

硬度の中にはモース硬度、ヌープ硬度、ビッカース硬度がありますが宝石でよく使われるのはモース硬度です。

 

モース硬度は引っかき傷の付きやすさ、、ビッカース硬度は押し込み硬さの一種、ヌープ硬度はビッカース硬度より薄い材料の硬さをはかるために考案された代替となる試験法です。

 

宝石はモース硬度7以上が標準硬度に指定されていますが、これ以上の硬度を持っていないと経年劣化などによって美しさを失ってしまうからです。

 

A靭性

 

靭性(じんせい)とは衝撃で壊れやすいかどうか、またはワレやカケに対する抵抗力のことです。

 

粘り強さのことで「ねばさ」とも呼ばれています。

 

靭は常用漢字にないのでじん性と書かれることが多いです。

 

ダイヤモンドはモース硬度では最強の硬さを誇りますが靭性ではルビー、サファイアに劣ります。

 

B劈開

 

鉱物である宝石にのみ存在する性質です。鉱物は結晶で出来ていますが、叩くと必ず一定の形に割れる性質があります。

 

ダイヤモンドを叩いて割ると必ず正八面体の形に割れます。

 

劈開には完全な物と不完全な物があります。

 

劈開に似たある程度規則正しく割れる物を裂開と言います。

 

宝石の保管に関する注意

 

宝石を保管するときに硬い宝石と柔らかい宝石を一緒に袋などにしまっておくと硬い方が柔らかい方を傷つけてしまうことがあるので注意しましょう。


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