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ゴールドとその合金

金(ゴールド)とは

 

人類が金(ゴールド)を発見したのは、約7000年前のことだと言われています。

 

金の主な産出地は南アフリカ、カナダ、オーストリア、アメリカ合衆国などの金鉱山ですが、金鉱石1トンから取れる金は平均3g〜5gと極めて僅かな量しかありません。

 

現在までに採掘された金の総量は15万5000tで戦艦大和2.3隻分にあたります。そして金の推定残存量は約5万tたと言われています。

 

純金は酸素やほとんどの化学物質の影響で反応を起こすことは無いので、水中や空気中で錆びたり変化したりすることはありません。

 

金を溶かすことができるのは、濃塩酸と濃硫酸の混合液である王水(おうすい)だけです。

 

王水とは金属の王様である金を溶かすことができる唯一の液体であることが名前の由来です。

 

また水銀と接触すると、金アマルガムという合金になってしまいます。

 

金アマルガムを加熱すると水銀が蒸発して金のみが残るので、東大寺の大仏建立のさいは金メッキを春のに利用されました。

 

ただし水銀の蒸気は有毒なので、特別な設備が無ければ危険です。

 

金の融点は1064度で比重は19.3でこれは銀より高く、プラチナよりは低い数値となります。

 

純金は非常に柔らかく延ばしやすいので、加工がしやすく金1gを3,000メートルまで延ばすことが出来ます。

 

工芸品に使用される金箔は薄く広く延ばすことができる金の特徴を活かした物です。

 

金の特徴は長い時間がたっても腐食せず、その輝きを失わないことで、その尊さは仏典や旧約聖書にも書かれています。

 

金は貨幣よりも装飾品として使用されることの方が多いです。

 

金が装飾品として使用されることが多かったのは、永久に変化しない不変性が人間を悪魔から守る効果があると信じられていたからであり、魔除けとして、頭、のど、耳、手首など体の大ことな部分に装着されてきました。

 

現在のゴールド・ジュエリーにはイヤリング・ピアス、ネックレス、リング、ブレスレットなどがあります。

 

現在加工されている金の75%はジュエリー用で、その他には投資用のコイン、金地金、宇宙船、半導体、医療分野、電子機器などに使用されて年々その使用量が増えています。

 

金合金のメリット

 

金に他の金属を混ぜ合わせた、金合金には二元合金や三元合金など幾つか種類があります。

 

金合金を作るための割り金としては、銀、銅、パラジウムなどがあります。

 

金を合金にすると、強度、硬度、耐摩耗性を高めることができ、色やデザインを多様化することもできるようになります。

 

金の比重は19.3と鉄の2.5倍もあるため軽い金属を割り金にすることによって軽量化を図ることが出来ます。

 

金の純度(品位)を示す単位であるカラットは世界共通でK、Ktと表記します。

 

金合金の品位にはK24(純金)、K22、K18、K14などがあります。K24などのようにKが後ろにつく場合もあります。

 

K18は18金のことであり、純金の24分の18(750‰)の金が含まれていて、残りの24分の6(250‰)は銀、銅、パラジウムなどの割り金と言う意味です。

 

金の品位の表示には1,000分率(‰)による表示が多く、日本の造幣局の検定による品位表示やイタリアなどのヨーロッパまたはその他のISO規格に準拠しているゴールド・ジュエリーには1,000分率表示が為されています。

 

1,000分率表示の場合は純金(24K)は1,000、18金(18K)なら750になります。

 

日本とイタリアで作られるゴールド・ジュエリーは18Kが中心ですが、イギリス・ドイツではK9、アメリカではK14が中心です。

 

純金(K24)は非常に柔らかくキズがつきやすいのでジュエリー用に使うのは避けられる傾向にありましたが、強い本物志向により微量の添加物によって硬さと耐摩耗性を向上させた熱を加えたり時間がたっても軟化しない990ゴールドや999ゴールドが開発されています。

 

カラー・ゴールド

 

金を合金にするのは色を変えるという目的もあります。

 

銀やプラチナは合金にしても純粋な状態と色はほとんど変わりませんが、金は割り金の種類と量によって色を大幅に変えることが出来ます。

 

そのため金合金はカラーゴールドと呼ばれています。

 

現在販売されているカラーゴールドはイエロー・ゴールド、レッド・ゴールド、ピンク・ゴールド、グリーン・ゴールド、ホワイト・ゴールドなどがあります。

 

色の変化としては銀の割合を増やすと白くなり、さらに加えると緑になります。銅を多く加えると赤くなります。パラジウムを加えるとホワイト・ゴールドになります。


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