ジュエリーについてなら

貴金属とは

貴金属とは

 

ジュエリーに貴金属が使用されることが多く、ジュエリーと貴金属との結びつきは深いです。

 

貴金属とはどのような物でしょうか。

 

貴金属とは「貴」な性質の金属のことで、化学的に安定していて、優れた耐食性があり、美しい色で、埋蔵量が希少で価格が高価な金属のことです。

 

軟らかく展延性があり、別の金属を加えて合金を作ることが容易に出来ます。

 

そのため、使用目的によって金属の性質を変化させることが出来ます。

 

貴金属の性質はジュエリー製造に欠かせない物であり、古代からジュエリー製造の金属材料として盛んに使用されてきました。

 

ジュエリーで使用される貴金属

 

ジュエリーで使用さえる有名な貴金属は金(ゴールド)Au、銀(シルバー)Ag,白金(プラチナ)Ptの3つがあります。

 

他にもパラジウムPd,メッキ用のロジウムRh、硬さを増すためにプラチナに添加されるルテニウムRu,イリジウムIrと言う金属もあります。

 

この7つがジュエリーで良く使用される貴金属です。

 

この他にオスミウムOsを加えた、8つの元素を一般的に貴金属と呼ばれています。

 

貴金属は電気や熱の触媒の特性に優れているので、ジュエリーの他には工業製品や医療用などいろいろなことに使用されています。

 

身近な所で重要な役割を果たしています。

 

と呼ばれています。

 

貴金属の主な規格と表示

 

貴金属の規格には国際的な協議によって決められる国際規格ISOと日本国内で決められる日本工業規格JISがあります。

 

ジュエリーに使用される貴金属の品位に関するJIS規格は1999年H6309とISO9292に準拠して制定されました。

 

ジュエリー用貴金属の品位

 

@ISO9202-1991 Jewellery-Fineness of precious metal alloys (ジュエリー用貴金属合金の品位)

 

ISO規格では貴金属の品位を1000分率で定めています。

 

金、銀、プラチナの各合金と日本では使用例が少ないですが、パラジウム合金も含み品位の区分を行っています。

 

ISO規格は原則5年ごとに見直されていて日本でも日本ジュエリー協会(JJA)が見直しに参画しています。

 

AJIS H6309(ジュエリー用貴金属の品位)

 

この規格はISO9902に準拠しています。

 

B造幣局の品位証明区分と証明記号

 

現在日本で行われている唯一の品位証明の検定に関する物です。

 

この制度は任意制度ですので、この国家検定を受けなければならないと言うことはありません。

 

2012年4月に表示区分の一部変更が80年ぶりにありました。

 

その他の品位

 

@JIS H2141 - 1964 

 

地金銀

 

AISO 8654 - 1987 Colours of range of alloys - Definition,range of clours and designation 

 

金合金の色

 

貴金属品位の表示

 

貴金属製品は大きく分けて、金、銀、プラチナ系の材質で作られて、各材質ごとに様々な品位の物が使われています。

 

それらの材質には品位が刻印で表示されています。

 

@材質の表示

 

金及びその合金にはカラット、金、GOLDなどの表示の他には1000分率のみの刻印もあります。

 

ホワイト・ゴールドのみはプラチナや銀と色が似ていて、間違えやすいためWGと刻印されています。

 

銀とその合金には銀、SILVER、STERLINGと表示されます。

 

プラチナとその合金にはPT、Pt、Plat、PLATINUMなどと表記されています。

 

造幣局の刻印は品位と材質表示を兼ねている場合があります。

 

ホールマークと品位

 

貴金属では品位の表示は非常に重要です。

 

品位は、カラットあるいは1000分率で表示されることが多いのですが、「純」、「RURE」,「FINE」と付けられることもあります。

 

999.9‰を超える品位については999.9などの4桁表示されるのが一般的です。

 

なお品位とは製品中の主貴金属の含有率を表示する物でごうきんを作るための他の金属名は表記されません。

 

これはISOや造幣局の検定でも同じです。

 

ホールマークとは、貴金属の品位証明記号であり、体系的な品位保証性とを発祥させたイギリスの金匠会館Goldsmiths’ Hollが名前の由来です。

 

日本では1929年に大蔵省令第12号によって造幣局が国家検定を開始しました。

 

日章旗をデザインしたマークとともに刻印された1000分率表示の品位が国家検定を象徴しています。

 

日本以外ではイギリス、フランス、アメリカが強制制度ですが、日本の場合は任意制度でメーカーの責任でブランド(メーカーの社名)とともに品位を刻印しています。

 

製品の中にはメーカー名は無く品位のみの表示の場合もあります。

 

メッキ、張り製品の表示

 

メッキ、張り(クラッド)とはコスト削減を目的に表面のみに貴金属を使用して内部は別の廉価な金属で構成されている物です。

 

メッキ製品の表示には英語の頭文字を使うのが一般的です。

 

メッキ製品の場合はP(platedメッキされた)、張り製品にはF(filled被せた)またはR(rolled圧延仕上げ)

 

GFは金張り、WGFはホワイトゴールド張り、GPは金メッキ、PTPはプラチナメッキという意味です。


HOME プロフィール お問い合わせ